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Redhat ES 4 に mrtg をインストール

最終更新日 2007-05-15 20:10:09 (1年以上前の記事です)

Redhat ES 4 に mrtg を入れた。ほとんどパッケージインストールで、ちょちょっと設定が必要。
いつも MRTG の導入はやり方を忘れるのでメモ。
まず、必要そうなパッケージは以下のとおり。
mrtg
net-snmp
多分それ以外も依存関係の影響で必要になるかもしれない。
あと、 CentOS 4.4 でも全く同じように設定できるみたい。

snmp の設定

snmp サーバは何のためのサーバかよく知らないけど、多分マシンのシステム状態を提供してくれるサービスだと思う。
mrtg は snmp 経由でトラフィック情報や CPU 情報などを取得してグラフを作成するので、 snmp の設定が必要。
snmp の設定は /etc/snmp ディレクトリにある snmpd.conf ファイルで行う。
はっきり言って自分でも何の設定をしてるか分からないけど、今回設定したのは以下のような感じ。

# /etc/snmp/snmpd.conf
com2sec local  localhost       private
group   MyROGroup v1           local
group   MyROGroup v2c           local
group   MyROGroup usm           local
view    all           included .1 80
access  MyROGroup ""      any       noauth    exact  all none none
syslocation Unknown (edit /etc/snmp/snmpd.conf)
syscontact Root  (configure /etc/snmp/snmp.local.conf)

これで、ローカルホストからは認証なしでサービスを提供してもらえる。
設定が終わったら snmp を起動。

# service snmpd start

mrtg の設定

mrtg の設定はまずベースとなる設定ファイルを cfgmaker コマンドで作成する。
今回の mrtg の環境構成は
設定・ログディレクトリ: /var/lib/mrtg/
HTML 出力ディレクトリ: /var/www/mrtg/
とした。
まず cfgmaker コマンドで基礎となる設定ファイルを出力する。

# cfgmaker private@localhost > /var/lib/mrtg/mrtg.cfg

これで、 mrtg.cfg ファイルにローカルマシンのネットワークインターフェース情報を含んだ設定ファイルが作成される。
ここに今回は CPU と メモリ、 HD の情報を追加し、 HTML ファイルの出力先を WorkDir で設定した。
以下は追加・変更した部分。

# vi /var/lib/mrtg/mrtg.cfg
WorkDir: /var/www/mrtg

### CPU Load Average ###
Target[cpu]: .1.3.6.1.4.1.2021.10.1.5.1&.1.3.6.1.4.1.2021.10.1.5.2:private@localhost
MaxBytes[cpu]: 100
Unscaled[cpu]: dwmy
Options[cpu]: gauge, absolute, growright, noinfo, nopercent
YLegend[cpu]: CPU Load(%)
ShortLegend[cpu]: (%)
LegendI[cpu]: Average of 1 min
LegendO[cpu]: Average of 5 mins
Legend1[cpu]: Average of 1 min(%)
Legend2[cpu]: Average of 5 mins(%)
Title[cpu]: CPU Load Average
PageTop[cpu]: <H1>CPU Load Average</H1>

### Memory Free ####
Target[mem]: .1.3.6.1.4.1.2021.4.6.0&.1.3.6.1.4.1.2021.4.4.0:private@localhost
MaxBytes1[mem]: 223384
MaxBytes2[mem]: 522072
Unscaled[mem]: dwmy
Options[mem]: gauge, absolute, growright, noinfo
YLegend[mem]: Mem Free(Bytes)
ShortLegend[mem]: Bytes
kilo[mem]: 1024
kMG[mem]: k,M,G,T,P
LegendI[mem]: Real
LegendO[mem]: Swap
Legend1[mem]: Physical Free[MBytes]
Legend2[mem]: Swap Free[MBytes]
Title[mem]: Free
PageTop[mem]: <H1>Memory Free</H1>

### Disk Used ####
Target[disk]: .1.3.6.1.4.1.2021.9.1.9.1&.1.3.6.1.4.1.2021.9.1.9.1:private@localhost
MaxBytes[disk]: 100
Unscaled[disk]: dwmy
Options[disk]: gauge, absolute, growright, nopercent, noinfo
YLegend[disk]: Disk Used(%)
ShortLegend[disk]: (%)
LegendI[disk]: / Disk used
LegendO[disk]: / Disk Used
Legend1[disk]: / Disk used
Legend2[disk]: / Disk used
Title[disk]: Disk Used
PageTop[disk]: <H1>Disk Used</H1>
ここまでいったら mrtg を実行してみる。
# mrtg /var/lib/mrtg/mrtg.cfg

エラーが出るので出なくなるまで3回実行する。何もでなくなれば完了。
後は、 5 分おきに上記コマンドが実行されるよう cron を設定します。

# vi /etc/cron.d/mrtg
*/5 * * * * root /usr/bin/mrtg /var/lib/mrtg/mrtg.cfg --lock-file /var/lock/mrtg/mrtg_l \
--confcache-file /var/lib/mrtg/mrtg.ok

apache の設定

apache の設定は特にすることはない。
mrtg をパッケージでインストールすると、 /var/www/mrtg にディレクトリが作成され、 /etc/httpd/conf.d/ 以下に mrtg 用の mrtg.conf ファイルが作成されている。
標準では localhost からしか接続できないようになっているので、必要に応じて変更する。
変更したら、 apache の設定をリロードして完成。

# service httpd reload
これで http://localhost/mrtg/ に接続するとグラフが閲覧できる。
最終更新日 2007-05-15 20:10:09

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