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postfix と saslauthd で SMTP-AUTH

最終更新日 2007-05-05 16:46:09 (1年以上前の記事です)
CentOS-4.4 で Postfix と saslauthd で SMTP 認証環境を構築したときのメモ。 とりあえずは SPAM 防止ということで、全ユーザに共通のパスワードを発行してる。それぞれのユーザに IMAP と UNIX 、 SMTP-AUTH 共通の 独自パスワードを発行したいんだけど、やり方は調査してない。

インストール

まずはインストール。どちらも yum レポジトリにパッケージなので、以下のコマンドを実行するだけ。
# yum install postfix cyrus-sasl cyrus-sasl-md5

SASL の設定

まずは SASL から設定してしまいます。 SMTP 認証に sasldb を使用するように /usr/lib/sasl2/ 配下にある smtpd.conf を編集します。
#vi /usr/lib/sasl2/smtpd.conf 
pwcheck_method: sasldb
次に saslpasswd2 コマンドを使用して、 SMTP-AUTH 用のユーザとパスワードを設定します。
# saslpasswd2 -c -u domain.name user_name
上記例は domain.name ドメインに user_name というユーザを追加する例。

Postfix の設定

次に Postfix の設定です。 /etc/postfix/ の main.cf を編集します。ここで設定するルールは以下のとおりです。
  • ホスト名は host.domain.name
  • 自分のネットワーク宛の配送(リレー)は許可
  • ホスト名宛の配送は許可
  • 他ホストやネットワークでも SASL 認証されていれば許可
実際の設定です。
# vi /etc/postfix/main.conf
myhostname = host.domain.name
mydomain = domain.name
mynetworks = 192.168.0.0/24 127.0.0.0/8 218.219.xxx.xxx/32
...
broken_sasl_auth_clients = yes
smtpd_sasl_auth_enable = yes
smtpd_sasl_local_domain = $myhostname
smtpd_recipient_restrictions =
        permit_mynetworks,
        permit_sasl_authenticated,
        permit_auth_destination,
        reject
smtpd_sasl_security_options = noanonymous,noplaintext
ここで注意が必要なのは mydomain の設定値と saslpasswd2 で指定した domain.name は一致していなければいけません。

起動

最後に saslauthd と postfix を再起動して終了です。
# service saslauthd restart
# service postfix reload
最終更新日 2007-05-05 16:46:09

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