Windows (8, 8.1, 10)上で gvim を使う際に、 Unix 版とは異なる点があるので、色々とメモ。
まず初めて設定ファイルの名称と置き場所だが、まずベースとなるのは UNIX と同じく $HOME。分らない時は gvim 上で :echo $HOME などとやればわかる。
Windows 上ではあまりドットファイルを作らないので、 .vimrc や .viminfo の代わりに _vimrc, _viminfo を使う。
また autoload や bundle を置く .vim ディレクトリは vimfiles という名前でフォルダを作る。
具体的に私の場合、 cygwin のユーザーホーム上に .vimrc などを作って、Windows user home の _vimrc へショートカットを張っている。
vim はフォントが monospace じゃないと文句を言ってくるようで、 .vimrc に以下を追加して対応できた。
set guifont=Consolas:h10,Lucida_Console:h10:w5 guifontwide=MS_Gothic:h10 set encoding=utf-8 set fileencodings=utf-8,euc-jp,sjis
gvim をアイコンから起動すると、通常ディレクトリポジションが C:\Windows\System32 になっている。これを例えば $HOME から起動するようにするには、 _vimrc ファイルに
... :cd $HOME ...
などと書いておけば良い。