MRTG みたいなツールで温度とかも簡単にグラフ化できるって専らのうわさだったので入れてみた。
ダウンロードはここ。
http://munin.projects.linpro.no/
Download リンクから munin と munin-node の最新版 RPM パッケージを入手。
CentOS には存在しない (Redhat にも存在しない) パッケージを要求されたりして結構面倒でした。
必要なパッケージは以下のとおり。
環境によりけりで何が必要かわからないので、パッケージの依存関係などで困ったときの対処方法を書いときます。
まず、 perl のモジュール系は、片っ端から cpan2rpm でインストールしていきます。例えば Net::SNMP なら以下のような感じ。
# cpan2rpm --install Net::SNMP
もし cpan2rpm が無ければ、perl モジュールで RPM の依存関係を解決したいの記事を参照。
その他、 rrdtool や他の perl モジュール以外も要求されます。その場合、様々な RPM 配布サイトを検索して見つけましょう。
例えば、 DAG や rpmfind.net 、 RPM Search などが有名です。
例えば rrdtool なら以下から RedHat4 用のやつを入手してインストールしましょう。
http://dag.wieers.com/rpm/packages/rrdtool/
CentOS-4.4 の場合、手動コンパイル無しで全てパッケージで解決できました。
全部入れたらパッケージでインストール。
munin 本体とクライアント用の node ってやつも入れます。
# rpm -ivh munin-1.2.5-1rhel4.noarch.rpm munin-node-1.2.5-1rhel4.noarch.rpm
Redhat 用に作成された RPM のくせに、あまりきれいなディレクトリ構成と設定ファイルにはなっていません。
とりあえず、 apache 向けの munin 用の設定ファイルを作成します。
# vi /etc/httpd/conf.d/munin.conf
Alias /munin /var/www/munin <Directory /var/www/munin> AllowOverride AuthConfig </Directory>
次に munin の HTML ファイルの出力先を少し変えます。
# vi /etc/munin/munin.conf変更前
dbdir /var/lib/munin htmldir /var/www/html/munin logdir /var/log/munin rundir /var/run/munin変更後
dbdir /var/lib/munin htmldir /var/www/munin logdir /var/log/munin rundir /var/run/muninで、変更したディレクトリも移動して munin サービスを起動すれば、 CRON が勝手にファイルを 5 分ごとに出力してくれます。
# mv /var/www/html/munin /var/www/ # /etc/init.d/munin-node start